先日、久しぶりに仕事が休みになり、家族で買い物に出かけたとき、子どもと一緒に本屋さんによって「ちからたろう」という絵本を購入しました。

久しぶりに家族で買い物に出かけ、下の子と一緒に本屋さんによってみると、子どもが夢中で「ちからたろう」という絵本を読んでいたので、子どもの為に一冊購入しました。


↑タップで試し読みできます。

買い物から帰って子どもと一緒に読んでみました。

「ちからたろう」は、昔話の絵本

この絵本は、とても力強く荒々しい、昔話の絵本です。

方言と擬音のオンパレードです。

この絵本を読んでいると、自分が日本人であることと、日本人は昔話が大好きであることをしみじみと体感する事が出来ます。

丁寧できれいに仕上がった西洋絵本とは正反対の存在かもしれませんね。

特に読んでいくと、その魅力にとりつかれてしまいそうになります。

絵本の中で

「んぎゅ、そいつは、ぷはっと みどうっこたろうとこいしたろうをはきだすと、ぼかぼかぼかっと…」

こんな感じで調子よく読んでいると、孫に昔話を語っているじいさまかばあさまになった気分がします。

普通の絵本にはない、日本語の言葉のおもしろさ、絵のド迫力と泥臭さ、お話の楽しさを痛感します。

一番最後のページに、作者が

「おとぎ話として絵本になっているものより、ずっと面白いし、幼い心をとらえるものでした。」

と書いてあります。

また

「年をとった百姓のじいさまやばあさまの方言丸出しの昔話の中には、私たちの祖先のバイタリティとユーモアが溢れています。」

と書かれていますが、それを「ちからたろう」で実感する事が出来ます。

子どもも気に入ってたのでようで毎日のように本棚から絵本を引っ張り出して夢中で読んで自分がちからたろうになったかのように、真似をして遊んでいます。

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