しばらく前に、CGを使った「かいじゅうたちのいるところ」という映画が公開されました。

「かいじゅうたちのいるところ」は、世界で最も素晴らしい絵本のうちの一つが原作だという話を聞いて、気になったので自分で購入してみました。

1,470円と、大判な絵本らしい値段でした。

文字が少なく、紙面いっぱいのかいじゅうたちの絵が楽しめるので、幼児のお子さんにおすすめできます。

男女どちら向けと言う事もなく、かいじゅうたちを楽しめるお子さんであれば、両方向けだと言えるでしょう。

「かいじゅうたちのいるところ」のあらすじ

マックスはいたずらっこ。

ある日、おおかみのきぐるみを着て、いたずらをしすぎてしまいました。

お母さんに、夕飯抜きで放り込まれた自分の部屋に、しだいに木が生え壁が消え、気づけば水も押し寄せます。

船に乗ったマックスは、長い間航海をして、ついにかいじゅうたちのすむところにたどり着きます。

マックスを食べようとするかいじゅうたちを押しとどめ、マックスがかいじゅうたちの王様になります。

かいじゅうたちの背に乗ったり、踊ったりして過ごすうち、マックスはさびしくなります。

王様をやめて帰ろうとするマックスをかいじゅうたちはひきとめますが、マックスは船に乗って帰ります。

また長い航海をして帰った自分の部屋では、夕飯がまだ温かいまま置かれていました。

子供の反応は？

はじめにこの絵本を見た時は、かいじゅうたちの迫力がある絵が少し怖いようでした。

しかし、一緒に読み始めると、いたずらをして暴れるマックスに共感したのか、すっかりお気に入りの絵本になりました。

繰返し読むうちに、お気に入りの場面が決まってきて、特に船で航海しているシーンに憧れているようでした。

この絵本を知るきっかけともなった、映画の「かいじゅうたちのいるところ」も気になるので、子供がもう少し大きくなったら見せてみたいと思います。